|  ある日突然、家にやってきて、ドアを開けたら最後契約するまで帰らない訪問販売業者。近年は、ただ、しつこいだけでなく、点検商法のように、まずは、販売目的を隠して近づくケースが目立ってきています。
 しつこい訪問販売被害例
  ある日、家に、○○新聞の販売員がやってきた。
 
 新聞を取るつもりはない旨伝えたが、「どうして取らないの?」、「就職に備えて取っておいた方がいいよ」、「洗剤つけるから」、「今契約すれば、他の新聞社の勧誘は来なくなる」などと言って、契約をしないと帰ってもらえそうになかったので、仕方なく3か月分だけ契約をした。
 
 しつこい訪問販売の被害にあいやすい人
 
 普段、家にいることが多い主婦や一人暮らしのお年寄り、田舎から都会にやってきたばかりの若者
 
 
 上記の人の中でも、相手の話を素直に聞いてしまう人、NOと言えない人は、特に被害にあいやすいようです。
 
 
 しつこい訪問販売の被害にあわないために
 ●家の中に入らせない
 これが、一番簡単かつ有効な方法です。訪問販売業者が来たら、家の中に入らせず、さっさと帰ってもらいましょう。
 
 
 ●キッパリ断る
 
 万が一、家の中に入れてしまった場合は、仕方ないので、キッパリ断りましょう。相手に悪いなんて思わないことです。さっさと断ってあげることで業者も次のお客のところに行けますので、キッパリ断ってあげることは業者のためなのです。
 
 
 あいまいな態度でいると、業者もイケると思って、ますます勧誘に熱が入り、アナタはますます断りづらくなっていきます。
 
 
 ●断る理由を考えなくてもよい。聞かれても答えない
 
 こういう理由があるので契約しません と理由をつけて断る必要はありません。いらない・契約しません で十分です。相手からどうしてと聞かれても、「いらないからいらない」、「契約したくないから契約しない」と言って、さっさと帰ってもらいましょう。
 
 しつこい訪問販売の被害にあったら
   たいていの場合、特定商取引法の訪問販売に該当すると思われます。契約してから間もないなら、すぐにクーリングオフしてしまいましょう。
 
 クーリングオフできない場合は、勧誘の問題点を指摘して、解約交渉していくことになるでしょう。
 
 
 しつこい訪問販売に多く見られる問題点
 
 契約するつもりがない旨を伝えたのに帰らない
 
 「買うつもりはありません」、「帰ってください」と何度言っても帰らず、消費者が根負けするまで居座るケースが多く見られます。
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