経営規模Xとは?
経営規模Xは、工事業種別年間平均完成工事高(X1)と自己資本額及び平均利益額(X2)により構成されており、絶対額を用いて点数を算出するため大企業ほど点数が高くなる傾向にあります。以下、X1とX2それぞれ解説していきます。
工事業種別年間平均完成工事高(X1)
X1では、建設業許可を受けた業種の内、経営事項審査を希望する業種の直前2年間(激変緩和措置利用の場合は3年)の平均完成工事高により点数を出します。
点数の上限はありますが、完成工事高が多ければ、多いほど点数も高くなります。
完成工事高のみで評価しますので、元請か下請か、公共工事か民間工事か は関係ありません。同じ業種の工事ならば等しく扱われます。
X1の点数は390点〜2268点。完成工事高がない場合でも390点がつきます。完成工事高が1000億円を超えていると最高点の2268点となります。
X1の詳しい計算方法は、工事業種別年間平均完成工事高(X1)の評点テーブル をご覧下さい。
点数の上限はありますが、完成工事高が多ければ、多いほど点数も高くなります。
完成工事高のみで評価しますので、元請か下請か、公共工事か民間工事か は関係ありません。同じ業種の工事ならば等しく扱われます。
X1の点数は390点〜2268点。完成工事高がない場合でも390点がつきます。完成工事高が1000億円を超えていると最高点の2268点となります。
X1の詳しい計算方法は、工事業種別年間平均完成工事高(X1)の評点テーブル をご覧下さい。
自己資本額と平均利益額(X2)
X2の点数は、自己資本額の点数(X21)と平均利益額の点数(X22)を足して2で割ったものです。
X2= (X21+X22)÷2
小数点以下は切り捨て
X2= (X21+X22)÷2
小数点以下は切り捨て
自己資本額(X21)
自己資本額は、貸借対照表の負債純資産合計から負債合計を引いた純資産合計のことです。決算時(激変緩和措置利用の場合は、2期平均)の自己資本額が多ければ多いほど点数も高くなります。
点数は361点〜2114点です。自己資本額が3000億円以上で最高の2114点となります。
X21の詳しい計算方法は、自己資本額の評点テーブル をご覧下さい。
点数は361点〜2114点です。自己資本額が3000億円以上で最高の2114点となります。
X21の詳しい計算方法は、自己資本額の評点テーブル をご覧下さい。
平均利益額(X22)
平均利益額
=(営業利益+前年営業利益+減価償却実施額+前年減価償却実施額)÷2
完成工事高や自己資本額と同様、平均利益額も多いほど点数が高くなります。
上の計算式で求めた平均利益額を用いて平均利益額の評点テーブルにより点数を出します。点数は547点〜2447点です。
=(営業利益+前年営業利益+減価償却実施額+前年減価償却実施額)÷2
完成工事高や自己資本額と同様、平均利益額も多いほど点数が高くなります。
上の計算式で求めた平均利益額を用いて平均利益額の評点テーブルにより点数を出します。点数は547点〜2447点です。
経審や建設業許可に関する無料相談実施中です
お問い合せ・ご相談はお気軽にどうぞ 土日祝日も対応いたします。
TEL 0254−43−2928(8時〜20時まで)
携帯 080−2021−3571(夜でもOK)
メール相談や無料出張相談も行っております。詳しくはお問い合せ・無料相談のページをお読みください。
TEL 0254−43−2928(8時〜20時まで)
携帯 080−2021−3571(夜でもOK)
メール相談や無料出張相談も行っております。詳しくはお問い合せ・無料相談のページをお読みください。