恐怖指数(VIX)で買い時を探る

 

恐怖指数(VIX)とは?

 最近、恐怖指数(VIX)というものを知りました。VIXというのはシカゴのオプション取引所が算出しているボラティリティインデックスの略称だそうです。

 VIXは、投資家の不安心理をあらわしているそうで、別名 恐怖指数 と呼ばれています。VIXが40付近になると買い時っぽいです。


 VIXをS&P500と比較してみたんですが、VIXが45付近まで上がったら、超買場と考えてよいのではないかと思います。最近だと、ロシア通貨危機(1998年8月)やエンロン不正会計事件(2002年7月)のあたりで45くらいまで上がっています。

 9月18日、VIXは約42まで上昇しました。その後、株価も戻り、VIXは低下しました。もし、寝ずに起きていれば、かなりの買場に遭遇できたかもしれませんが、その頃は寝ていましたので、残念ながら買場は過ぎ去っていました。

 しかし、超買場はこれからやってくるような気もします。というか来てほしい!運良く遭遇できた場合は、勇気を持って、取引したいと思います。

 また、NY市場は日本の夜に取引が行われていますから、リアルタイムで参加するのは中々難しいですが、仮にNY市場に参加できなくても、VIXが45付近まで上がったままNY市場が終わった場合、値下がりしているであろう東京市場で株を買いたいと考えています。世界の株価は、完全ではないまでもある程度は連動していると思いますから、NYでの超買場は東京の超買場でもあると思っています。

 とは言え、超買場と思えるときに遭遇しても、将来のことはわかりませんから、全力買いはいたしません。超買場の後に超々買場がやってきたら悔しいですもんね(笑)

追記
 10月6日以降、VIXが50を突破。60も伺う気配。

さらに追記
 10月9日、VIXがとうとう60突破。65も近い。

 10月10日、70到達。


 10月13日以降、株価が上昇してきています。まだ結論を出すのは早い段階ですが、VIXで買い時を探るのは悪くない選択肢だと思います。

 通常時であれば、45は超買場と考えますが、今回の金融危機のような状況では、45すら生ぬるいと感じましたので、やばげなときは、やはり分散して買っていくのが吉でしょう。