住友不動産ファンド　サーフシリーズってどうよ　評判や口コミ

　

　週刊ダイヤモンドにて、住友不動産の不動産ファンド　サーフシリーズというものを知りました。

　サーフシリーズはどういうものか簡単に言いますと、ファンドを通じて、住友不動産の賃貸事業に投資する金融商品です。

　利回りは、設定された期間によりますが、税引前２％弱〜３％くらい。

　一口５００万円のサーフと一口１００万円のサーフミニがあります。

　運用から生じる賃貸利益は購入した投資家に優先的に分配され、運用資産の評価額が下落した場合でも、下落が３０％までならば、投資家に損失が発生しない仕組みになっています。

　ただ、資産評価額が上昇しても、その恩恵を受けることは出来なくなっています。

　サーフシリーズは、平成１１年に設定以来、一度も元本割れや予定分配率を下回ったことがありません。

　１０年以上の安定運用。この間、不動産がよいときもあれば、悪いときもあったでしょうが、その波を乗り越えて、これまで設定されたファンドが堅実な運用を見せたことは大きな安心感につながっていると思います。

　反面、ＲＥＩＴと比べると利回りは落ちますね。安全性との引き替えでこれはしょうがない所でしょうか。　

　サーフシリーズは、損をする可能性はだいぶ低い商品だと思いますが、長い目で見るとリターン面でちょっと見劣りするかもしれません。ネット上でも安全性を評価する声がある一方、利回りに物足りなさを感じる声が見られました。

　これから投資できる時間があまりないという人にとっては、なかなか良いかもしれないです。