小型株効果ってどうよ

 

小型株効果とは?

 小型株効果の小型株とは時価総額が小さな銘柄のことを指します。反対にトヨタやNTTのように時価総額が大きな銘柄は大型株と呼ばれています。

 小型株全体で見ると、大型株全体の投資成果より高いリターンがでる傾向が見られます。これがいわゆる小型株効果です。

 ちなみに日本の東証一部上場でも小型株効果が確認できます。ヤフーファイナンスでの比較です。

 赤い線1316.Tが東証一部上場銘柄の時価総額TOP100(大型株)に投資するETF、緑の線1317.TがTOP100に次ぐ400銘柄(中型株)に投資するETF、黒の線1318.Tがさらに規模が小さい600銘柄(小型株)に投資するETFです。青はTOPIXです。

 これを書いているのが平成24年2月22日なのですが、過去2年の比較チャートを見ると確かに時価総額が小さい順に良いパフォーマンスが出ていてます(あなたがこれを読んでいるときはどうなっているでしょうか?)。

 このような小型株優位の現象はアメリカや新興国で確認できています。

小型株効果が生じる理由

 なぜ、小型株効果が生じるのか? 確かな理由はわかっていませんが、大体以下のような理由が考えられます。
1,時価総額が小さい銘柄ほど注目する人も減り、適正な株価が付きにくくなる(割安で放置されやすくなる)

2,時価総額が小さい銘柄は、売上や利益も大型株と比べて小さくなりやすい。売上や利益が少ないということはそれだけ成長する余地もあるということだから小型株は大型株と比べて株価が上がりやすい。

小型株投資の注意点

 小型株効果は確かに存在するようですので、それを自分の投資にも是非利用したいと思うわけですが注意点があります。以下のようなことに気をつけて、自分の投資に小型株投資を取り入れてみてはどうでしょうか。

1,小型株は大型株と比べれば安定していない面がある。一部の銘柄に投資するのは危険が大きいので、いくつもの銘柄を買うか、投資信託・ETFを利用する。

2,常に小型株が勝つというわけではない