ETFS貴金属上場投信シリーズ が東証に上場

 

ETFS貴金属上場投信シリーズが東証に上場するもスタートにつまづく?

 平成21年8月24日、東証に5つのコモディティのETFが上場しました。

ETFS貴金属上場投信シリーズ
●ETFS 金上場投資信託(1672)
●ETFS 銀上場投資信託(1673)
●ETFS 白金上場投資信託(1674)
●ETFS パラジウム上場投資信託 (1675)
●ETFS 貴金属バスケット上場投資信託(1676)

 貴金属バスケット上場投資信託は、金・銀・プラチナ・パラジウムに分散投資するETFです。

 金に投資するETFはすでに上場していますが、銀、白金、パラジウムに投資するETFは東証へは、初の上場となります。

 出来高を見てみましたが、どのETFもかなり低調です。今のところ出来高の少なさの原因はETFS貴金属上場投信シリーズに需要がないというよりも、取り扱っている証券会社の少なさにあるように思います。

 上場日の時点で、3大証券では日興コーディアルしか扱っていませんし、ネット証券大手5社はまだどこも扱っていません。取扱証券会社はこれからだんだんと増えていくようです。出来高もだんだんと増えていくのではないでしょうか。

追記 これらのETFは売却益が非課税だそうです。