建設業許可更新の基本知識

　一度建設業許可を取得したら、あとはずっとそのまま有効というわけではなく、許可日から５年で許可の期間は満了します。いつからいつまで許可が有効かは、役所から渡された許可証に書かれていますので、「いつ許可が終わるんだっけ？」というときは許可証を見れば、わかります。

　ところで許可証をみてみると下の方に小さい字で、許可を更新する場合、許可の有効期間満了日の３０日前までに手続きしてください　みたいなことが書かれているはずです。３０日前までというのが許可更新手続きの期限でこの日までに出さないと許可が更新できない！？　　というわけではなく、許可の満了日までに更新申請を受け付けてもらい、その更新申請により新しい許可が出れば、ちゃんと許可は継続します。

　ですから、許可申請の締め切りというのはあくまで許可の満了日です。ですが、許可の申請をしてから許可が出るまで目安として３０日くらい掛かりますので許可の満了日ギリギリに申請すると、許可の満了日を過ぎてもすぐに新しい許可証が届かないということになります。

　新しい許可証が届かなくても、ちゃんと許可の申請を出していれば、許可は継続していますが、発注者さんから「新しい許可証ＦＡＸしてね」みたいなことを言われますと、許可証が届かない場合、待ってもらわなければいけない　といった不都合が生じることがありますので、やはり余裕を持って、更新の申請をしておくに越したことはないかと思います。　

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