ピル(経口避妊薬)を飲んでいたが妊娠してしまった

ピルの避妊効果

 ピルは女性ホルモン剤です。主な目的は避妊のためです。ピルを服用することで、排卵、精子の子宮進入、受精卵の着床を抑制します。

 正しく服用することが前提ですが、服用した場合の妊娠する確率は1%を切っており、かなりの確率で避妊することが出来ます。避妊効果はコンドームを上回ります。

 ですが、確実に避妊できるというわけではありません。正しく服用していても体質によりうまく作用しなかったり、そもそも正しく服用しているつもりになっていただけということもありますので、ピルを服用していても妊娠しているというのはあり得ることなんですね。

ピル服用中に妊娠した場合の胎児への影響は?

 ピルを服用していたのに妊娠したような場合、赤ちゃんに何か悪い影響は起こるのでしょうか?

 今のところ、ピルが原因で赤ちゃんに何か悪い影響が出てしまったというような研究成果は出ていないそうです。このことからピル服用中に妊娠したとしても、ピルを飲んでいたことを心配する必要はなさそうですね。